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前の記事で、シュレディンガー方程式を使って波動関数を求めるということは、粒子の位置を示す確率密度を求めることであると結論付けた。
この記事では、一次元矩形型ポテンシャルを例に、実際にシュレディンガー方程式を解く。さらに、反射率と透過率も求める。
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前の記事で、シュレディンガー方程式を使って波動関数を求めるということは、粒子の位置を示す確率密度を求めることであると結論付けた。
この記事では、一次元矩形型ポテンシャルを例に、実際にシュレディンガー方程式を解く。さらに、反射率と透過率も求める。
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ここでいう分布関数とは、とあるエネルギー準位に入る粒子の量を表すもので、エネルギーと粒子数のグラフで表現される。そして、粒子にはボーズ粒子とフェルミ粒子の2種類存在するが、それぞれの分布関数は異なる。
ボーズ粒子の分布関数のことをボーズ分布関数またはボーズ-アインシュタイン分布、またフェルミ粒子の分布関数のことをフェルミ分布関数またはフェルミ-ディラック分布とよぶ。
この記事では、大分配関数を使って、それぞれの分布関数を導出する。
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シュレディンガー方程式を使えば、なぜボーズ粒子とフェルミ粒子の2種類の粒子が存在するのかがわかる。
この記事では、2粒子系のシュレディンガー方程式からわかる波動関数の対称性・反対称性から、ボーズ粒子とフェルミ粒子の波動関数を導出する。
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統計力学の分布には、カノニカル分布のほかに、グランドカノニカル分布というものがある。カノニカル分布では、系と熱浴間で熱しか移動できない場合を考えた。一方グランドカノニカル分布では、熱だけでなく、粒子の移動も考慮することができる。
この記事では、グランドカノニカル分布と大分配関数の導出と、それらとカノニカル分布、分配関数との違いを考える。導出の流れはカノニカル分布と分配関数のときとほとんど同じなので、先にカノニカル分布の導出の記事を読んでおくとわかりやすいだろう。
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分配関数を使えば、2準位系の集合体の内部エネルギー\(E\)とヘルムホルツの自由エネルギー\(F\)を求めることができる。
2準位系の例として、平行磁場中の粒子のスピン(自転)が挙げられる。この記事では、この磁場中の粒子の集合体のエネルギーを、分配関数を使って求める。
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カノニカル分布を使えば、分配関数\(Z\)と内部エネルギー\(E\)、分配関数\(Z\)とヘルムホルツの自由エネルギー\(F\)の関係式がそれぞれ求まる。これによって、もし系の分配関数がわかれば、系の内部エネルギーとヘルムホルツの自由エネルギーも同時に求められるようになる。
この記事では、カノニカル分布をもとに、これらの関係式を求める。
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ヘルムホルツの自由エネルギーとは、等温変化において、内部エネルギー\(U\)の中で仕事として取り出せるエネルギーのことである。
この記事では、ヘルムホルツの自由エネルギーが何を表しているのか、そして内部エネルギーとの関係式を考える。
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分配関数\(Z\)を定義することで、系のヘルムホルツの自由エネルギー\(F\)と内部エネルギー\(E\)が簡単に求まる。
この記事では、その前段階として、カノニカル分布(正準分布)と分配関数\(Z\)を導出する。
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熱力学では、系を巨視的に観察することで、乱雑さを表すエントロピー\(S\)を定義した。一方統計力学では、系を微視的に観察したときの現象を考える。この記事では、微視的に系を観察することで、統計力学的にエントロピーについて考えていく。
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この記事では、s偏向とp偏向、ブリュスター角の概要と、それぞれの偏光の電磁波が誘電体に入射したときの反射率・透過率を考える。